金沢大学・ドクターコウノ認知症ブログ

フェルガードはアルツハイマーの老人斑形成を阻止(金沢大学)
2007・8・8ドクター・コウノの認知症ブログ

 

●健康食品フェルガードの主成分であるフェルラ酸は、米ぬかに大量に含まれ脳血液関門を通過して脳内に届いて、アミロイドという蛋白が凝集して神経細胞を死滅させるというアルツハイマー型認知症の進行過程をかなり根本的に抑止すると考えられている。

 

●またアリセプトの効果が頭落ちになってもフェルガードの効果は続き、アリセプトが効かない患者でも効果が確認されている(西日本の精神科病院)。あくまでも健康食品扱いで保険適応ではないが、化合物ではないので副作用の心配がなく、一説によると薬より効果がよく出る患者もいる。実際に私の患者で効果が確認されだしたので情報公開を続けようと考えている。

 

●生化学の実験には、生体内(インビボ)と試験管内(インビトロ)があるが今回入手した論文は、金沢大学がBiochemical and Biophysical Research Communications 336:444-449, 2005に掲載したもので、フェルラ酸がβアミロイドの凝集を不安定化したことを示している。つまり老人斑が形成されにくいということでアルツハイマー型認知症の根本的予防になりうるし、発病後もある程度の効果(少なくとも進行は遅れる)が期待されるデータである。

 

●このような試験管内のデータが生体内でもおきるという保障はない。しかしフェルガードの場合は実際に効くことがわかっている(韓国と西日本の病院、長崎県の診療所)だけに、患者に観察された効果は理論的に偶然ではないことが確認できたといえるだろう。こうしてアルツハイマー型の患者におけるフェルガードの有用性は土台作りが進んできたが、レビー小体型やピック病の患者にも効果があるとすれば、そのメカニズムはどこにあるのかを別途調べなければならない。

↓認知症の第一人者河野先生の臨床例↓

共和病院124名改善例


時計描写改善例