認知症自己のチェック

自己チェックリスト

□ 毎日1回以上、置き忘れがある

□ その日の朝食の内容(おかず)を思い出せないことがある
 
□ よく知っている道で迷ったことがある

□ 野菜の名前を10個以上言えない

□ 火の不始末がある

□ 現在の総理大臣の名前が思い出せない

(群馬県こころの健康センター 宮永和夫所長作成)

1項目でも当てはまれば、「認知症の初期症状の疑い」がありますので、早期に医療機関にて調べてもらう事をおすすめします。

あなたのいきいき度をチェック

-あなたの心や脳はどのくらいイキイキしていますか?-

<使い方は簡単です>
質問に「はい」か「いいえ」で答えて,どちらかに丸をつけてください。

■当てはまる項目はいくつありますか。
1 、外出したり散歩に出かけると,すがすがしいですか?
   はい  いいえ
2 、友達に会うと元気になりますか?
   はい  いいえ
3、 食事をおいしくとっていますか?
   はい  いいえ
4 、夜はぐっすり眠れますか?
   はい  いいえ
5、 いつもと同じように買い物ができますか?
    はい  いいえ
6 、いつも使っているテレビなどのリモコンが使えますか?
   はい いいえ
7 、ものを置いた場所や,しまった場所を覚えていますか?
    はい  いいえ
8 、人の名前やものの名前をすぐに思い出せますか?
    はい  いいえ
9 、今日は何年,何月,何日を言えますか?
   はい  いいえ
10 、昨日の夕食に食べたものを覚えていますか?
    はい  いいえ

判定
“はい”が8個以上 いきいき度100%
あなたの脳はイキイキ元気です!脳は使えば使うほど活発に働きます。
これからもハツラツとした脳を保つ為に 今の日常生活を維持し,脳の若々しさを保ちましょう。

“はい”が4個〜7個 いきいき度50%
おやおや,あなたの脳は少し老けてきているようですよ。でも大丈夫!
前向きな気持ちをもって 余暇活動や社会活動を,毎日の生活に取り入れれば 脳の若々しさを取り戻せます。

“はい”が3個以下 いきいき度10%
あなたの脳はかなり老けているようです。
生活機能を上げるためのアドバイスを参考にして 生活習慣を改善しましょう。
そうすればあなたの脳はきっとイキイキ目を覚ますはず!

【このチェック票を使う方へ】
「はい」が多いほど脳の機能がイキイキしていると言えます。
「はい」が7個以下は危険サインなので気をつけましょう。

また,家族の方にもチェックしていただいて必要があれば,出来るだけ早くかかりつけ医や専門医にかかりましょう。
MRI,CT,などの検査が受けられます。

このチェック票は,生活状況,気分状態,記憶などの変化をいち早く知るための指標です。
家族全体で使って,脳の衰えを予防するよう心がけましょう。

気分が落ち込んでいたり,もの忘れを放っておくとだんだんと脳は老化していきます。
いつまでも若々しく元気に過ごすために,このいきいき度チェック票を使って今の自分の状態を知っておきましょう。

柏市・柏市医師会
老人性認知症センター
(東京慈恵会医科大学附属柏病院併設)

認知症早期発見の目安20

-認知症早期発見の目安20-

もの忘れがひどい
 1、今切ったばかりなのに電話の相手の名前を忘れる
 2、同じ事を何度も言う・問う・する
 3、しまい忘れ、置き忘れが増え、いつも探しものをしている
 4、財布・通帳・衣類などを盗まれたと人を疑う

判断・理解力が衰える
 5、料理、片付け、計算、運転のミスが増えた
 6、新しいことが覚えられない
 7、話のつじつまがあわない
 8、テレビ番組の内容が理解できなくなった

時間・場所がわからない
 9、約束の日時や場所を間違えるようになった
10、慣れた道でも迷うことがある

人柄が変わる
11、仔細なことで怒りっぽくなった
12、周りへの気づかいがなくなり頑固になった
13、自分の失敗を人のせいにする
14、「このごろ様子がおかしい」よ周囲から言われた

不安感が強い
15、ひとりになると怖がったり寂しがったりする
16、外出時、持ち物を何度も確かめる
17、「頭が変になった」と本人が訴える

意欲がなくなる
18、下着を替えず、身だしなみをかまわなくなった
19、趣味や好きなテレビ番組に興味を示さなくなった
20、ふさぎ込んで何をするにも億劫がりいやがる
 
 認知症予防のコツ
1、生活習慣病を治療する
2、和食を中心としたバランスの良い適度な食事
3、規則的な運動
4、生き甲斐をもつ、等、脳を活性化

(認知症の人と家族の会が作成)

ひょっとして?

-アルツハイマー型痴呆の一般的な経過-
<年齢相応の変化>

●物の置き忘れの訴え
●物の名前が出にくい
 

<境界状態>
●慣れている仕事で能率が低下
●段取りの手際が悪い
↑不安状態やうつ状態が見られることがある
↑MCI:軽度認知機能障害
 

<軽度痴呆>
●金銭感覚が不確か
●段取りや計画が立てられない
●年月日の感覚が不確か
↑○うつ状態・不安状態が出現しやすい
↑○この時期に物盗られ妄想が出現しやすい
↑○妄想が契機で気づかれることは多い
↑○攻撃的な言動がみられる
↑○高次のADLの障害
 

<中程度痴呆>
●天候にあわせて服を選ぶことができない
●近所以外では迷子になる。表面会話は問題ない
●理由もなく入浴や着替えを嫌がる
●買い物を1人でできない
↑○徘徊が目立つ
↑○何等かの目的をもって外出しょうとする
↑○睡眠障害
↑○基本的なALDの障害
 

<やや高度の痴呆>
●順番に服を着ることが出来ない。着衣に介護が必要
●入浴後も身体を拭けない。洗髪ができない
●近所でも迷子になる。失禁もこの時期に起きることが多い
●同居していない家族をわからなくなる
●表面的な会話であってもつじつまがあわない
↑○基本的なADLの障害が全面的にみられる
 

<高度の痴呆>
●着衣・入浴・身辺整理には全面介助が必要
●同居家族もわからなくなる
●家の中のトイレの場所がわからない
●意味のある会話はできない
●最終的には自発的な発語は消失し、寝たきり状態となる
(機関紙ナルクより)

脳を守る10の方法

-脳を守る10の方法-

米国アルツハイマー病協会が提唱
 
<頭が第一>
健康は脳からです。身体の一部である脳を大切にしよう。
 
<脳の健康は心臓から>
心臓に良い事は脳にも良い。心臓病、高血圧、糖尿病、脳卒中にならないために、出来る事を毎日続けよう。これらの病気があるとアルツハイマー
になり易い。
 
<体の値のチェックを>
体重・血圧・コレストロール・血糖をチェックして良くしよう。
 
<脳に栄養を>
脂肪が少なく抗酸化物(ビタミンEなど)の多い食品を摂ろう。
 
<体を動かす>
身体の運動は血液の流れを良くし、脳細胞を刺激する事になる。1日30分歩くなど心と体を活発にしよう。
 
<心のジョギングを>
いろんなことに関心をもって脳を活き活きさせると脳細胞とそのつながりの余裕が生まれる。読む、書く、ゲームをするなど新しいことを学んでみよう。  
 
<他の人とのつながりを>
体と心と社会の三つの要素を組み合わせた余暇活動は、認知症を防ぐ最も良い方法かもしれない。人と付き合い、会話を交わし、ボランテアをし、クラブに加わり、学習してみよう。
 
<頭のケガをしない>
頭のケガをしないよう注意しよう。車に乗る時はシートベルトを、自転車に乗る時はヘルメットを、家の中で転倒しないように整理整頓しよう。
 
<健康な習慣を>
不健康な習慣を避け、タバコを止め、飲み過ぎないようにしよう。

10<前向きに考え、今日から始めよう>
明日のあなたを守るために、今日から出来る事をしよう。

「認知症の人と家族の会」顧問三宅先生のサイトより